前回の自動排泄処理装置の勉強会に引き続き、平成２９年１月３０日に砂川市立病院職員の皆様に最新のロボット歩行器・次世代電動車いすを実際に触れて体験をしていただく展示会を開催いたしました。

神経内科医長の山内先生から退院後、在宅に移った方の中には「家の中で１㎝の段差を乗り越えられない」と話され「どんな福祉用具があるのかを私たちも知ることで、在宅生活をより想像できるようにしたかった」と福祉用具展示会開催のご依頼を頂きました。

展示会では介護保険でレンタルができるアシスト機能付歩行器、RT２・リトルキーパス・リトルキーパスS・フラティア、車いすＷＨＩＬＬ・アシストホイールなどメーカー５社の実機を用意、製品の機能を体験できるよう高齢者疑似体験セット、特設コースを設置しました。アシスト機能付歩行器は認知度が低く、実際に見たことがない方も多かったが、各メーカー様にもご協力を頂き参加者の方にわかりやすく操作説明などしていただきました。

参加された人数は約８０名の医師・看護師・ＰＴ・ＯＴ・事務関係職の皆さんに体験していただき、「最新の福祉用具を実際に自分が操作することによって対象となる患者様に紹介ができる。」といった意見や、高齢者擬似体験セットを装着してアシスト歩行器を登り坂・下り坂で操作体験された方からは「福祉用具を何も使わないで登り坂・下り坂を歩行するのがとても大変で怖いと感じたが、アシスト歩行器を使うことによって登り坂では力を補助し、下り坂では速度を抑制してくれるので安心して歩行が出来た。」というお声を頂きました。

今後も医療機関との連携を大切にし、退院された後の生活を在宅で安心・安全に生活が送れるように福祉機器をご紹介していきたいです。

このホームページをご覧いただき、興味をお持ちいただいた医療または介護関係事業者様がいらっしゃいましたら、是非、最寄りの㈱マルベリーへお声掛けください。現地スタッフが丁寧に対応いたします。