排泄処理装置、電動アシスト歩行器や車椅子での展示会に続き、砂川市立病院神経内科医長、山内先生のご協力により、3回目となる今回は退院後の寝室をテーマとして福祉用具展示会を開催いたしました。
病院関係者方々に在宅での介護補助を目的とした環境整備を中心に、起き上りや立ち上がりで体に負担をかけずに過ごせる最新式のベッドや、誤嚥を防ぐために頭部のみを跳ね上げ可能な製品、ベッド上での時間が長く床ずれの心配を緩和するための体位変換機能付きエアーマットに実際に横になったりと、多くの方々に体験していただきました。
移動リフトでは重度の介護度の方で自ら動くことができない方の心境を理解するため、移動動作を体験できるようメーカー様のご協力をいただきました。実際にリフトに吊られ、ベッドから車椅子への移乗を体験される事で介護される方の不安や、手を背中に添えるだけでも不安がやわらぐ心境をご理解いただくことができました。
また、当日は現在入院中の方もお試しされたいとのご要望もいただき、展示場会場で実際に移動動作をご本人に体験いただくことも出来ました。リハビリスタッフの方にも操作を体験していただくことで、安全に移乗できることを知り笑顔がでる場面もございました。
展示会終了後、体験いただいた患者様の退院へ向けてお部屋へ機材を設置し、練習に励まれています。
介護ベッド用のマットレスでは珍しい当社オリジナルのスプリング式のマットレスも体験いただき「普段使用しているマットレスと違和感なく使えることで、介護ベッド導入へのお話をしやすくなる」などのお声もあり、今後のご紹介に役立つご意見もいただけました。
参加者も過去同様、医師・看護師・リハビリ従事者・事務職員の方々約50名にご参加いただき、みなさん真剣にお話を聞かれたり体験されました。
自立を目指し家に戻られても介護が必要になる場面も多く、医療現場から介護現場への橋渡しとなる連携をこれからも模索し、日々勉強をかさねながら更なる製品のご紹介にも繋げて行きたいと考えます。
このホームページをご覧いただき、ご興味をお持ちいただきました医療従事者様、介護従事者様、介護でお困りの方がおられましたら、是非、最寄りの(株)マルベリーへお声掛けください。現地スタッフが親切・丁寧にご対応いたします。